安藤の炭火焼に欠かせない最後の仕上げ。
安藤のおせんべいはおいしいお米を使っているので、生地のおいしさははもちろんですが、やはり最後の仕上げは創業者が長い間の試行錯誤のうえに開発した秘伝の「タレ」でなければ安藤の味にはなりません。
このタレは少し粘度があるので乾くのには時間がかかりますか、その分味がしっかり絡みます。材料は企業秘密ですが、かなりいい特別なたまり醤油を取り寄せて使っています。
工場長と「秘伝のタレ」
安藤の味の決め手の「秘伝のタレ」はもっぱら工場長が調合しています。勤続50数年、安藤の炭火焼一筋の根っからの職人です。創業者安藤守に見込まれて、安藤の味を引き継ぐものとして、今も現役バリバリでがんばっています。最近は工場にも若手が育ってきており、「生地作り」や「焼き」の工程は徐々に若手に任せるようになってきています。しかし仕上げの「タレ」の調合だけは決して他人任せにはしていません。